黒波(別レイ)が白くなった理由

  シンエヴァの別レイが途中のシーンで白くなった理由の僕なりの意見を紹介します。

 

  まず、前提ですが、第三村パートで別レイはおばちゃんたちに自分の名前を決めるように言われます。

 

  そこで別レイは、シンジのもとへ行き、「名前をつけてもらいたい。碇くんの付けた名前になりたい」と言います。

 

  ここで大事なのは、別レイは、シンジの付けた名前通りの存在へとなる、ということです。

 

  そしてシンジは、最初は「君は綾波ではない」と言いますが、一転、最後には「綾波綾波だ。それしかない」と言い、別レイを「綾波」と名付けました。

 

  その直後、別レイは白くなったわけです。別レイは綾波レイではない、という象徴として綾波レイの特徴である白いプラグスーツではなく、黒いプラグスーツを着ていたわけです。しかし、白くなったことで、別レイは「綾波レイ」へと変化、そして一体化したということです。

 

  その証拠として、最後の補完シーンでは、髪が伸びた「綾波レイ」が、本来知るはずのないツバメの人形を抱えています。